ウェルネストホーム 平屋30坪でシンプルライフ

2022年ウェルネストホームで30坪の平屋を新築。標準仕様や費用、一条工務店との比較、後悔ポイントなどをご紹介します。

MENU

【おすすめ】家づくり勉強会へ行ってみた

2019年夏

R+houseが主催する『賢い家づくり勉強会』へ行きました。

きっかけは我が家のポストに投函されたチラシです。

『後悔しない家づくりに必要な知識が得られる』というもので、参加費無料でクオカードが貰えるとのことでした。

これは参加して損はない。ということで妻と二人で参加を決めました。

この勉強会おかげで、私たちはマイホーム計画の軸を持つことができました。

家づくりって何から始めて良いかわからない。という方には家づくり勉強会への参加をオススメします。

家づくりで大切なこと

当時の私たちの家づくりのイメージは「木の温もりがあってオシャレな家がいいな」くらいの漠然としたものでした。

勉強会のおかげで、家に求めるものが具体的になり、求める性能はどの様に定量的に評価できるのか、定量的に評価した性能を満たすハウスメーカーはどこなのか、を考えるようになりました。

定量的に確認する』ことが、家づくりで失敗しないための第一歩と思っています。

勉強会の主な内容

私たちが印象に残った勉強会の主な内容をご紹介します。

・大手ハウスメーカーの住宅は高い(コスパが悪い)

建築費用には、広告宣伝費や下請けに入る工務店のマージンなどが含まれます。

そのため、同じ家の性能でも、ハウスメーカーは下請けに工務店が入りますので、ハウスメーカー工務店ではハウスメーカーの方が価格が高くなります。

また、テレビCMは認知度を高めるには良い広告媒体ですが、その分費用がかかります。

なので、CMでよく見る有名なハウスメーカーほど建築費用に広告宣伝費含まれるため家の価格は高くなります。

いまはYouTube等で広告宣伝費を押さえながら宣伝している工務店も多いです。

有名なハウスメーカーにとらわれず、ネットで情報収集して性能を比べ、良い工務店を探した方が良いです。

・家の性能は数字で確認できる

冬は寒く夏は暑い、それが今までの日本の住宅であり、現在の大手ハウスメーカーでも、そのような住宅を建てるところもあります。

では、冬は寒く夏は暑い家はどの様な家でしょうか。

それは、気密性能と断熱性能の低い家です。

これらの家の性能は数字で確認できます。

冬は暖かく夏は涼しい、そんな住宅を建てたい方は、気密性能(C値)と断熱性能(UA値、Q値)を確認しましょう。

C値やUA値は、数字が小さい方が性能が高いです。

HP等でこの性能が数字で示されていなかったり、営業マンに聞いても明確な答えが帰ってこないハウスメーカーでは冬寒く夏暑い住宅になる可能性が高いです。

・性能の低いは光熱費がかかる

気密性能が低い=すき間のが多い家ですので、冬にエアコンなどで部屋を暖めても中々温まりません。

断熱性能が低い=熱が逃げやすく外の熱が伝わりやすい家ですので、せっかくエアコンなどで暖めても熱が逃げてしまいますし、外気温で冷えてもしまいます。

そのような家では、エアコンは常にハイパワー状態、光熱費がかかります。

固定費として毎月かかる費用です。

性能の良い家は建築費用が高いですが、数十年間の光熱費の差も考えて家づくりの費用を比較するとよいです。

・良いハウスメーカーの見分け方

①HP等に気密性能等の数字が示されているか

②営業マンが性能に関する問いに具体的に答えられるか

を確認しましょう。

また、断熱性能は机上計算ですが、気密性能は気密測定によって実測値が出ます。

なので、完成時の目標C値かどの程度で、それを保証できる検査体制が確立されているかも確認しましょう。

検査体制とは、そもそも気密測定を実施するのか、気密測定は完成時のみでなく中間でも実施するのかといったことです。

完成時のみの気密測定では手直しが出来ませんので、手直しが可能な段階で気密測定を実施するかが重要になります。

・維持管理を考慮したトータルコスト

建築費用のみではなく、建築後の光熱費や外壁等の維持費を踏まえて長期的なコストで費用は比較しましょう。

最後に

この勉強会で、高性能住宅の存在や良いメーカーの見分け方などを教えていただきました。人生で一番高い買い物です。しっかりとした知識をつけることが必要だと感じました。

 

家づくりを考え始めたものの何をしたら良いかよくわからない。

という方には、家づくり勉強会が失敗しないマイホーム計画の第一歩になると思います!

 

参考になれば幸いです。