ウェルネストホームと実施したファーストプレゼンの内容をご紹介します。
スケジュール
私達の契約の流れは次の感じでした。土地は決まっていたので土地探しは無しです。
- アドバイザリー契約
- 設計士さんとイメージ合わせ
- ファーストプレゼン
- 間取りの修正
- 間取りの確定&本見積
- 本契約
- 仕様設計(外装、内装、照明など)5回
- 仕様の確定&変更見積
- 変更契約
- 着工
アドバイザリー契約後、おおむね半月後に設計の打合せがあり、そこでヒアリングノートを基にその内容やトイレ・キッチン等の広さ、導線などの間取りの希望、それぞれの希望の優先順位など設計士さんとイメージの擦り合わせを行い、その約半月後にファーストプレゼンとなりました。
ファーストプレゼンとは「家の外観形状・間取りの提案を受ける」もので、具体的には次のような内容でした。
ファーストプレゼンの内容
- 気象データの解析
建築予定地の年間の風向き等のデータを示していただけます。私たちの建築予定地は南北に風が抜けますので、南北に窓を配置いただきました。
- シャドーチェック
7月と12月における8時~16時の影のでき方から窓の位置や大きさ、軒の長さなどを検討いただいており、その内容を説明していただけます。
建築予定地周辺の建物と計画中の家の3Dモデルを作成し、日射をどれだけとりこめるかをチェックします。夏場は日射取得が多すぎると室内温度が上昇しすぎてしまいますし、反対に冬場は日射により室内温度を上昇させる必要がありますので、適切な日射取得ができるように窓の位置や軒の長さ、外部シェードの位置を決めているとのこと。過剰な日射取得となる時間帯もあるため、その場合は外部シェードにより日射をコントロールする必要があるとアドバイスいただきました。
- 外観や間取りの提案
外観の立面図や間取りの平面面、LDKの3Dイメージ図を基に間取りや外観の提案をいただきました。日射や風向きを考慮してリビングを南側にするなどのゾーニングをしたうえで、回遊導線やファミリークローゼット、書斎、フリースペースなど、私達の要望を十分にくんでくれ、かつ室内窓を取り入れたお洒落なリビングを提案いただけました。真ん中にキッチン&ファミリークローゼットがある特徴的な間取りで、全く想像していないものでしたのでさすがプロだなと感心しました。
初見では間取りに大きな不満がなかったので、ファーストプレゼン当日は間取りの変更に関する意見はなく、室内扉や耐力壁の要否について話し合いました。
- その他
施主支給が可能かこの時に確認しました。水回り以外は可能なものが多いとのことでした。
ウェルネストホームで建てた方のブログに「家の模型を作ってくれた」という内容があり、私たちも欲しいなと少し期待していましたが、ウェルネストホーム東海では模型の作成はありませんでした。
感想
間取りの図面は事前確認させてほしかったなと思いました。プレゼンの回数は決まっていますし打合せ時間も限られているので、当日に初見の間取りをみて我々が考えている時間がもったいないなと感じました。
間取りは希望が取り入れられた満足のいくものでしたが、初見だとイメージしきれない部分も正直ありました。後日に色々確認したいことがでてきてメールでやり取りしましたが、事前確認ができていれば打合せの場で設計士さんに直接伝えられ、その場で修正案なども提示いただけるので数少ない設計士さんとの打合せをより有意義な時間にできたと思います。
「メールで良いので資料を事前に送ってほしい」と担当の方には伝えていましたが、なかなかお忙しいようで実現しませんでした。設計士さんの負担が増える部分もあると思いますが、数少ない設計士さんとの打合せですのでより充実した打合せが出来るよう、せめて間取りの図面は事前に確認できると良かったです。
参考になれば幸いです。