壁掛けテレビ台としてIKEAのべストーを設置してみたので、実際に準備したものや手順をご紹介します。IKEAのボーアクセルを設置した記事と被るところはありますがご容赦ください。
私はDIYの経験が全くない初心者ですが問題なく設置が出来ましたので参考になればと思います。
IKEAべストーの仕様
設置したべストーです。フロートタイプにしました。
壁には新築時に下地をいれてもらっています。設置にあたり下地材の厚さや材質、ネジの長さをウェルネストホームさんに確認しました。土間と同様に下地材は合板で厚みは12ミリ、 プラスターボードの12. 5ミリと合わせて30ミリのビス留めまで可能と回答いただきました。
ベスト―の幅は、設置する壁全体とのバランスや将来のテレビの大きさを考えて180cmとしました。今の我が家のTVは42型なので幅180のベスト―は少し大きい感じの印象です。TVを買い替える時までやむなしと思っています。
準備したもの
設置のために準備した工具や材料です。ボーアクセルとねじが違うのでご注意ください。
- 電動ドライバドリル
インパクトではなくドリルドライバーにしました。ネットで「ドリルドライバーの方がトルク調整ができて初心者向き」とのことでしたので。購入したのはアイリスオーヤマのJCD28です。初心者の私でも簡単に使うことが出来ました!
価格:6,281円 |
- ねじ
壁取り付け用のねじはべストーに付属していなかったので購入が必要でした。ボーアクセルと違ったのは、取付説明書にねじの仕様が書いていないことです。イラストのみで「ナベねじ」ということしか分かりませんでした。。。
ねじの頭を引っ掛けるタイプの取付金具だったので、取付金具をホームセンターに持っていき、引っ掛かりそうなねじの頭の大きさを確認して購入しました。
長さの記載ももちろんありませんでので、ウェルネストホームさんに確認したビス留め可能な最大の長さ30ミリにしました。実際に購入したのはこちらです。壁が吸湿性のある漆喰なのでステンレス製にしました。
購入したねじは、八幡ねじのナベタッピング5×30です。
- 水平器
アルミ製のマグネット付き水平器を購入しました。フレームを壁に設置する際に、水平確認するために使用しました。
- 下穴用のドリルビット
購入したのは、ユニカの充電マルチビットMJ3.5です。
ねじを打ち込む前にこれで下穴をあけます。ねじの呼び径5.0なので、一回り小さい3.5ミリのドリルにしました。
設置手順
手順ごとのポイントをご紹介します。
①フレームの組立
これは説明書通りに淡々と組み立てるだけで特に難しい点はありませんでした。1つ説明書と違った点は、フレームの背面板を付けなかったことです。壁掛けテレビ台の場合、壁のコンセントはテレビ台の中に隠すと思いますが、背面板が邪魔でコンセントが隠れてしまうので背面板は取り付けませんでした。
②ねじの打ち込み位置のマーキング
フレームが重たいので非常に労力がかかりました。雑誌があれば、雑誌を重ねて高さを調節し、その上にフレームを置いて水平の確認やマーキングをすると作業が捗ると思います。私たちは引っ越したばかりで雑誌がなかったので、家電の緩衝材として入っていた発泡スチロールを加工して台にしました。
③ねじの打ち込み
マーキングした箇所に下穴を開けねじを打ち込みました。ドリルドライバーにドリルビットを付けて10ミリ程度の長さ分だけ下穴を開けたあと、ねじを打ち込みました。
ねじの頭に壁掛け用の金具を引っ掛けますので、ねじの打ち込みは途中で止めます。金具を取り付けた後にまし締めをしておしまいです。まし締めの時はトルク調整用のクラッチは6くらいだった気がしますが、小さい値から締まり具合見ながら徐々にあげていくと上手くいくと思います。
まし締めするときに、若干フレームの位置を上下左右に微調整できる金具でしたので、最終の水平確認をしながらねじを締め完成です。
フレームが重たくて苦労はしましたが、べストーもボーアクセルと同様に規格が決まっているので作業自体は簡単でした。
新築の壁に穴をあけるのは非常にドキドキしました!造作をお願いすると10万円はかかりますが、IKEAベスト―は3万円で済みましたので、ドキドキした甲斐があったなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。